事前に「ものすごいサイズになる」という噂を聞いていたので、ちょっと拍子抜け(それでも Leopard Graphics Update と合わせて 200MB 強はありましたが)しましたが、早速アップデートしました。
以下、非常に偏った感想を。
AppleScript 関連
- AppleScript Studio でのデバッグ:不可
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どうやら 10.5.0 での 復活 は、手の込んだイリュージョンだった模様。
10.5.1 からは、いつもの開発環境 に戻っています。もう慣れたからいいけど。いや、よくないか(笑)
- 日本語を含んだ XML-RPC:不可
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これは僕がバグレポートしたもの(関連記事)。直っていません。
- フォルダアクション:可
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これは僕の環境だけかもしれませんが、Leopard にしてからか、10.5.1 にしてからか、フォルダアクションが不安定で使い物にならない状態になっていました。
今回軽く試してみた限りでは、ちゃんと動く模様。
グラフィック関連
10.5.2 にしたら、World of Warcraft の FPS が 20 も上がった、というお話。
10.5.2 makes your WoW go faster — The Unofficial Apple Weblog (TUAW):
Our good friends over at WoW Insider (disclaimer: I’m a lead over there) have unlocked one of the first secrets about 10.5.2 (which dropped today in Software Update): it’ll make World of Warcraft play faster.
僕は勝手に、描画速度の基準を Dashboard の水紋エフェクト としていて、
- Tiger
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これまでも Dashboard は使っていたけど、Intel Mac にして、初めて水紋エフェクトを体験。でも、ウィジェットが表示されてから、思い出したようにエフェクトがかかる。結構最近の機種なんだけどなあ…(当時)
- Leopard — 10.5.0
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同じ機種・スペックで、ほぼ完璧な表示に変わる。これでお友達に自慢できるね!(?)
- Leopard — 10.5.2
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完璧な表示
まあ正直、10.5.0 → 10.5.2 の部分は、冒頭の記事の影響による思い込みの可能性も否めないし(おい)、変化があったにしても、もともと備えていた性能を引き出しただけとはいえ、アップデートでグラフィック性能が向上する、というのは嬉しいですね。皆さんのところでは、何か変化はありましたか?
メニューバーの透過表示の設定
デスクトップ
- システム環境設定の「デスクトップとスクリーンセーバ」で透明性をオフにした場合に、メニューバーが読みにくくなる問題を解決しました。
何か以前からあったかような口ぶり(そうなの?)ですが、公式に、メニューバーの透過表示のオン/オフができる設定項目が追加 されましたね(システム環境設定 > デスクトップとスクリーンセーバ > デスクトップ タブ)。
僕は、透過表示自体はそんなに気にしていなかった(でも UI デザインとしては、やはり悪いと思う)のですが、それと一緒に、文字のアンチエイリアスの品質が低下している(Panther に戻ったみたい)のは気になっていました。
しかし、透過表示をオフにすると、アンチエイリアスもまともなものになる(Daring Fireball のこちらの 記事 を参照)ようなので、嬉しいです。