動作環境ほか
l2i 本体以外に:
- 3D CD のレンダリングソフト「POV-Ray」のコマンドライン版
- バーチャル LEGO のモデルファイルを POV-Ray でレンダリングできる形式に変換するソフト「L3P」
- バーチャル LEGO の使われるブロックの定義を収めた「LDraw」ライブラリ(Bricksmith には付属)
- (お好みで)さらに高品質なブロックの定義を収めた「LGEO」ライブラリ
が必要です。
ダウンロード
l2i.zip(192KB)
使用方法
1. 関連プログラム・ライブラリをインストールする
l2i が行うのは、L3P と POV-Ray という2つのプログラムの連携です。よって l2i を使う前に、あらかじめそれらのプログラムをインストールしておく必要があります。さらに、それらのプログラムが使用するライブラリのインストールが必要です。
l2i の動作には、少なくとも以下の3つをインストールしておく必要があります。
- LDraw ライブラリ
-
事実上、唯一のヴァーチャル・レゴ・モデリングソフトである Bricksmith に付属しているため、これを個別にインストール必要はほとんどないと思います。いちおう、公式サイト LDraw.org のダウンロードページ(リンク:”unix-complete.tgz”)からダウンロードできます。インストールする場所はどこでも構いません。
- L3P
-
作者である Lars C. Hassing 氏のウェブサイトのダウンロードページ(リンク:”l3pmacosx.zip”)からダウンロードできます。インストールする場所はどこでも構いません。
- コマンドライン版の POV-Ray
-
DarwinPorts からのインストールをお勧めします。Fink からのインストール、公式サイト からソースコードを落としてきてコンパイル、といった方法も考えられますが、作者は DarwinPorts しか試しておりません。細かいインストールの仕方は、ここでは省きます。
さらに高品質なレンダリングを行いたい場合は、「LGEO ライブラリ」をインストールしてください。これは、作者の El Lutzo 氏のウェブサイト(リンク:”Lgeo POV-Ray Library”)からダウンロードできます。インストールする場所はどこでも構いません。
2. 関連プログラム・ライブラリの場所を l2i に教える
関連プログラム・ライブラリのインストールが終わったら、それらの場所を l2i に教える必要があります。l2i を起動して、環境設定パネルを開いてください。そして、先ほどインストールした項目の場所を入力してください。画像は、作者の設定例です:
3. バーチャル・レゴ・モデルをレンダリングする
あとは、モデルファイル(拡張子:.ldr .mpd .dat)をドックの l2i アイコンにドラッグ&ドロップし、「レンダリング」ボタンを押せばレンダリングが開始されます。レンダリングの設定を変えたいときは「編集」ボタンを押してください。またレンダリングの設定はプリセットとして複数つくることができ、まとめて設定を切り替えながら使うことができます。詳しい使い方は、また後日書こうと思います(すみません)。
リリースノート
- 0.9(2006.12.28)
- レンダリング設定のためのインターフェースを大幅に強化
- ユニバーサルバイナリ化
- 0.1(2006.4.21)
- 最初のリリース