今後三年は更新できなさそうなコーナーですが(笑)
購読しているだけで、ちゃんとチェックできていない MacOS X Downloads の RSS フィードを、昨日たまたま、ちらっと見てみたら、このアプリのタイトルに目が留まり、「もしや…」と思って見てみたら、やっぱりブログエディタでした。
そのブログエディタ Blogo ですが、日本語のハンドリングに問題があるようなので、今すぐお勧めできるものではありませんが、面白かったので、ちょっと取り上げてみます。
まず UI ですが、ウェブサイトには We strive to make our applications simple, clean and reliavble.
って書いてあるけど…
独自 UI が多すぎて混乱する! しかもそれぞれのボタンがでっかいし。
「そうか、これはキッズ向けのブログエディタとか、そういうやつね。」と納得しかけていたら、実は侮れない機能がちらほら。
まずはプレビュー機能。僕が知る限り、Windows Live Writer でしか 実現 していない、プレビューテンプレートの自動設定機能を備えています(ppmweb では失敗してしまったけど)。
また、画像をちょっと加工してアップロードする機能は ecto にもありますが、こういう、グラフィックソフトよりの親しみやすいインターフェースではなかったと思います:
また、フルスクリーン編集機能、なんてのも:
なんだこれは。その才能を、他の Mac 向けのブログエディタにも分けてほしい(笑)
ついでにアプリケーションパッケージを覗いてみると、RubyCocoa で開発されていることが分かります。また、JavaScript フレームワークの MooTools なんかも見つかります。それだけで判断するのはアレかもしれませんが、既存のデスクトップアプリとちょっと毛色の違う、Web 由来の開発手法やテクノロジーもところどころに盛り込んだ、現代的なデスクトップアプリなんだな、という印象。
まとめ
…というわけで、今のところ日本では使い物にならない(まだかなり不安定ですし)アプリを延々と紹介してきたわけですが、ブログエディタ界に新顔が登場するのは楽しみです。なによりこの、すべてが斜め上に行ってる感じ(笑)1 がとても気に入りました。他の Mac 向けブログエディタが目を付けていない部分にもいくつか挑戦しているようなので、今後、化けるかもしれません。
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もう一つ忘れてました。Blogo はシェアウェアで、価格は $25 。MarsEdit より約 $5 だけ安く、ecto より約 $7 高い。チャレンジャーだ。 ↩
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