先日 Github で Xcode 3 のテキストマクロを Xcode 4 用の Code Snippet 形式に変換するアプリ「TextMacro2Snippet」のソースを 公開 しました。
ただ、Xcode 3 のテキストマクロは、私が使い始めた当時は情報が少なかった(単に見つけられていないだけかも)こともあり、広く一般に利用されているという印象はありません。
そこで、Xcode 4 ですぐに使える変換済みの Code Snippet をあわせて公開しました。内容は、私が Xcode 3 で使っていたものを TextMacro2Snippet で変換したものです。よろしければお試しください:
使い方
使い方は、snippets
フォルダの中身を ~/Library/Developer/Xcode/UserData/CodeSnippets/
以下にコピーし、Xcode 4 がすでに起動していれば、再起動します。
Xcode 4 を起動したら、cmd + opt + ctrl + 2 で表示できる Code Snippet ペインから、ソース内にドラッグ&ドロップするか、
Code Snippet に定義されたオートコンプリート用の接頭辞(Completion Prefix)を入力することで、利用することができます。
おすすめ Snippet
最後に、いくつかの Snippet と対応する Completion Prefix を紹介しておきます:
lm
―NSLog(@"%s", __PRETTY_FUNCTION__);
メソッド名をログ出力lo
―NSLog(@"%@", <#!object!#>);
オブジェクトをログ出力lf
―NSLog(@"%f", <#!float!#>);
float をログ出力lp
―NSLog(@"%@", NSStringFromCGPoint(<#!cgpoint!#>));
CGPoint をログ出力lr
―NSLog(@"%@", NSStringFromCGRect(<#!cgrect!#>));
CGRect をログ出力pio
― NSObject サブクラスの init メソッド定義pd
― dealloc 定義pa
― UIAlertView または UIActionSheet の表示コード
では!
“Xcode 4 用 Code Snippet” への2件のフィードバック
[…] Snippet として入れるのが良さそう。 Xcode 4 用 Code Snippet | ppmweb 例として入れてくれているスニペット達も便利。 […]
すごく便利ですね。 ifなど基本的なもの以外、自分で定義できるのは分かりませんでした。 大変助かります!有難うございます!