Kaku 1.2 を公開します。
新機能とその使い方 に関してはこの記事を、ダウンロードと 基本的な使い方 に関しては、Kaku の紹介ページ をご覧ください。
バージョン 1.1.1 からの変更点
- WordPress API への対応を強化( WordPress 2.2 以降 をお使いの方向け)
- ページの編集に対応
- カテゴリーの追加 に対応
- 記事/ページへのパスワードの設定 に対応
- NetNewsWire の External Weblog Editor Interface に対応
- NetNewsWire の「Post to Weblog」ボタンで、今読んでいる記事の内容から、すばやく Kaku の新規記事を作成 できる
- その他 UI デザインの調整・バグフィックス
新機能の使い方に関しては、以下をご覧ください。
ページの編集
WordPress 2.2 以降をお使いの方は、Kaku から ページの編集(新規作成/修正/削除)を行うことができます。
ページの編集を行うには、「ファイル」→「ページ編集モードに切り替え」(ショートカット:Command + Shift + P)でページ編集モードに切り替えてください。あとは通常の記事の編集と同じです。
「記事のオプション」パネル も、ページ編集用のものに切り替わり、WordPress の管理画面と同様の設定を行うことができます。

カテゴリーの追加
WordPress 2.2 以降をお使いの方は、Kaku から カテゴリーの追加 を行うことができます。
「ファイル」→「新しいカテゴリー」(ショートカット:Command + Shift + N)でシートが表示できますので、そこで追加したいカテゴリーの設定を行ってください。「カテゴリー名」以外はオプションです。

記事/ページへのパスワードの設定
WordPress 2.2 以降をお使いの方は、Kaku から 記事/ページへのパスワードの設定 を行うことができます。
「記事のオプション」パネル の最下部にフィールドが新設されていますので、そこから設定してください。
NetNewsWire の「Post to Weblog」ボタンから Kaku の新規記事を作成する
Kaku 1.2 では、External Weblog Editor Interface に対応しましたので、NetNewsWire で読んでいる記事から、すばやく新規記事を作成することが出来ます。
NetNewsWire の設定と操作
この機能を使うには、NetNewsWire 側で事前に設定を行っておく必要があります。NetNewsWire の 環境設定パネル →「Posting」タブ →「Post to Weblog using:」→「Other…」で、Kaku を選んでおいてください。
以降は、NetNewsWire で記事を表示しているときにそのまま「Post to Weblog」ボタン を押す(全文を引用)か、引用したいテキストを選択してボタンを押せば、Kaku が自動的に起動して、記事の内容を引用した新規記事が作成されます。

テンプレートのカスタマイズ
このとき新規記事に挿入される HTML コード(テンプレート)は 「ファイル」→「ブログの設定」→「引用」タブ → 「ブログリーダーから引用する際のテンプレート」 からカスタマイズすることができます。
NetNewsWire 以外のブログリーダーへの対応
External Weblog Editor Interface は他のブログリーダーにも採用されており、同様に Kaku を使うことができるはずですが、これらのブログリーダーは NetNewsWire とは異なり、もともとプログラム側に登録されていない Kaku を、外部エディタとして指定できない場合が多いです。
- Vienna
-
頻繁に更新されているオープンソースソフトなので、Kaku を登録してもらえないか、作者さんに聞いてみます。
アップデートのたびに設定し直す必要がありますが、
.../Vienna.app/Contents/Info.plist
に Kaku の情報を追加すれば、今から使うことも可能です:... <key>SupportedEditorsBundleIdentifiers</key> <dict> ... <key>Kaku</key> <string>org.ppm.Kaku</string> </dict> ...
- NewsFire
- 作者さんに聞いてみますが、あまり頻繁にアップデートされていないようなので、望み薄な気がします。