Make the world a better place

先週は、リアルの用事が(ほんのちょっと)あったり、(僕にとってはかなり珍しく)読書に熱中、そして先日の iPhone SDK の公開 で iPhone アプリづくり(の練習)に没頭、と、アウトプットが何もない一週間になってしまいました…(汗)

読書についてですが、以下の三冊を読みました:

僕は高校時代の恩師に「もっと本を読め」(正確には「あなたは小説を読みなさい」と言われたので、若干間違っているのですが)と言われたこと(と、それを全く実行していないこと。新書をたまに読むぐらい)がトラウマのようになっていて、だから本当は、成毛さんの『本は10冊同時に読め!』 も買って気合いを入れてから、その他を読もうと思っていたのですが、これだけ Amazon に在庫がなかったので、結局タイトルのエッセンスだけを受け取り(ひどい)、この三冊を同時に読むことに。

で、僕にとっては(恥ずかしながら、初めてなぐらい)ややヘビーに読書してみた感想ですが、

同時読みは(僕にとっては)とても良い

書き忘れましたが、僕は、本自体は時々買っています。しかしその中で、「読み始めるもの(おい)」「読み切るもの」がとても少ないのです。

今回同時読みをしてみて、その原因のひとつに ウェブ上での情報の受け取り方に慣れすぎていること があるのではないか、感じました。

「ウェブ上での情報の受け取り方」は、検索による情報収集しかり、RSS フィードの購読しかり、関連性はあるものの直接のつながりはない情報、ときには全く関連のない情報を、短時間で切り替えながら読む、という場面が多いような気がしますが、それに慣れてくると、(僕だけかもしれませんが)ひとつのことを、中断なく一定時間続けているのは、なんとなく、ダメなことのように感じてくる のです。

一方僕はこれまで、読書に関しては、「ある本を読んでいるときは、他の本を読んではいけない」「その本を読み終えるまでは、次の本を読んではいけない」という無意識の縛りがあったため(なおかつ、やけに真面目に読みすぎて読むスピードが遅かったので)、読んでいるうちにストレスが溜まり、上述のような結果になっていたのではないか、と思います。

今回僕は、

  • できるだけ速く読む
  • もし、

    • 次のトピックへの関心が、比較的薄かったら
    • なんとなく、飽きたら
    • 飽きてなくても、一定時間経ったら

    次の本に切り替える

というルールを設けて読んでみましたが、集中力を保ったまま、三冊読み切ることが出来ました。

僕は本を汚す人間である

これまではそんなことをしなかったので、今回初めて気付いたのですが、読んでいる間、線を引いたり、書き込みしたりすることを禁じ得 ませんでした。

これは人によって「そんなことは絶対にしたくない」という人や、読書中に気付いたことを書くにしても、ポストイットにしておいたり、とスタンスが分かれそうですが、僕はうまいやり方を考えている暇もなかったというか…笑。

もうちょっと読書を続けて、慣れてきたら、紳士的な方法を考えるかもしれません。

で、本そのものの内容ですが、たまたま思いついたものを買ったのに、冒頭のリストのように『仕事の思想』を真ん中に置くと、とてもリンクしているように見える というのが感想です(これが集中して読み切れたもうひとつの理由かもしれません)。

『仕事の思想』は、ほとんど前情報を見ずに読んだのですが、あとで確認してみると、1999 年に出たものに加筆・修正し、2003 年に出版されたものだと分かりました。読んでいる最中も、ちょっと今の人にそのまま当てはめるのは難しいかな、と感じる部分が、少しありました(それでも、この本の持つ普遍性にはほとんど影響はない、と思いますが)。

というのは、『仕事の思想』の中でときどき描かれる若者は、「夢をもちつつも、それが簡単には実現できない」から悩んでいるのであって、今よく言われるように「夢が持てない」わけではなく、また「夢の追求があさっての方向に行って、わけが分からなくなっている(「自分探し」)」わけでもないのです。

その「夢の追求があさっての方向に行ってしまう」話については、『自分探しが止まらない』がとても参考になります。

僕は、この本の冒頭からの「ほんとうの自分」「あるべき自分」といった、「自分」という言葉の連発に、数十秒で首の下あたりがモヤモヤしてきたので、思わず読んでいたページに「なんて自己中なんだ!!」と書き込んでしまいました。

…話はいきなり変わりますが、『ウェブ時代 5つの定理』に出てくる シリコンバレーの成功者 たちの目標や「夢」に、よく “Make the world a better place”(「 世界を より良い場所にする」)という言葉が出てくるのはなぜなんでしょうか。

『自分探しが止まらない』で描かれている人たちのように、「ほんとうの『自分』」「あるべき『自分』」を追求していけば、世界がより良い場所…になることは、とりあえず考えられないですね。では「ほんとうの『自分』」「あるべき『自分』」に近づいていけば、少なくとも「自分」ぐらいは、より幸せにできるでしょうか。…僕はそれも、難しそうな気がします。

…あれ? 『仕事の思想』を真ん中に置いた理由はどこに!? …ともかく、あらかじめ書いておいたように、集中力が限界に達してきている(おい)ので、この辺で終わりにさせていただきたいと思います。

また改めて、書評 かんそうぶんを書くかもしれません。

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