Kaku 1.1RC リリース

Kaku 1.1RC を公開します。ダウンロードは 紹介ページ の「ダウンロード」タブから、前バージョンからの変更点に関しては、追記部分をご覧ください。

遅い。そしてひどい。前回のリリースからずいぶんと間が空いてしまいました。

本当は、先週末には(それでも遅いですが)公開できる状態で準備を整えていたのですが、ちょうどこの記事を書き始めた途端、「やっぱこの動作じゃいかんわ」というところや、まったくちゃんと動いていないところがあり、足踏み状態になってしまっていました。

その上、ネットが断続的に断線したり、しまい(おととい深夜)には、まだ半年しか使っていないキーボードを浸水させて天国へ送ってしまうなど、何か先週末あたりはまったく運が向いていませんでしたが、今週からは復活しようと思います(この iBook G4 で。キーボード待ち)。

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Kaku 1.1b3 リリース

Kaku 1.1b3 をリリースしました。ダウンロードは Kaku の紹介ページ からどうぞ。

バージョン 1.1b2 からの変更点

Markdown Extra のプレビューに対応

これは先日 Hiro さんにいただいた ご要望 によるものですが、こちらは比較的早くできそうだったので、やってみました(スタイルシート関連もやりますよ!)。実際、思ったよりすんなりできた(つもり)ので、ちょっと余計なことも試しています。

もし Markdown Extra がアップデートされた場合、僕が Kaku をアップデートするのを待たなくても、ご自分で 作者さんのウェブサイト から最新のアーカイブをダウンロードしていただき、それを展開したフォルダをそのまま Kaku.app/Contents/Resources/Text Filters/ に入れ、古いバージョンのものを削除していただければ、すぐに最新のものを使えるようにしてあります。

これは僕にとっても、スクリプトファイルの配置を Kaku に入れるだけのためにアレンジする手間が省けることや、ReadMe ファイルやライセンス情報をばっちり残せる安心感があります。優先はさせないと思いますが、今後このスタイルを、Markdown Extra 以外のテキストフィルタに関しても、適用していくかもしれません。

ドロワー開閉時の動作を改善(「NetNewsWire の Sites Drawer 的な何か」

たまに見かける「ドロワーをちゃんと表示できなさそうだと親ウィンドウがよけたり縮んだりするやつ」です。

iBook G4 に移ってテストをしているときなどに、ドロワーが見づらいときがあって困っていたので、いつかやろうとは思っていたのですが、試しにやってみると、作ること自体にハマってしまい(できるだけ無駄を無くしたい、汎用コードにしたい、とか考えるとキリがない)、完成させざるをえない状態になりました。

今回は少ないですが、よろしかったらダウンロードしてみてください!

Kaku 1.1b2 リリース

Kaku 1.1b2 をリリースしました。ダウンロードは Kaku の紹介ページ からどうぞ。

バージョン 1.1b からの変更点

  • 操作性を若干変更
    • ブログの設定パネルは、「ブログ」ドロワーが開いていないと表示できなかったが(なぜ?笑)、いつでも表示できるようにした。操作方法は、以前と変わらず「ファイル → ブログの設定」か コマンド + B 。
  • プレビュー機能をほぼ完成
    • プレビュー時に使うテキストフィルタとして、 MarkdownTextileConvert Line Breaks に対応。
    • 上記ブログの設定パネル → 「編集」タブから、そのブログの記事のプレビューに使うテキストフィルタを変更できる。

バージョン 1.1 までの変更予定

  • プレビュー時に使われる HTML を、ブログごとに変更できるようにする。
  • 操作性(キーボードナビゲーション・メニュー表示など)をできるだけ改善する。

以上です!

Kaku 1.1b リリース

Kaku 1.1b をリリースしました。ダウンロードは Kaku の紹介ページ からどうぞ。

今回「バージョン 1.1b(ベータ)」としましたが、これまでのアルファ版と、さほど位置づけは変わりません。当初は、予定している全ての機能を実装し終えたら「ベータ」にしようかと思っていましたが、それは「RC(リリース候補)」でいいんじゃないかと思って。「ベータ」と呼んだ方が、公開しているものの状態により近いと思います。

バージョン 1.1a2 からの変更点

  • ブログ・記事リストを、ただの一覧ではなく、「それっぽい」機能を使えるようにした(正式リリースまでにもっと増やします)。
    • ブログリスト上で左右カーソルキー → そのブログの記事リストに移動
    • 記事リスト上で左右カーソルキー → ブログリストに移動
    • ブログリスト上で コマンド + C(コピー)→ そのブログの URL をコピー
    • 記事リスト上で コマンド + C(コピー)→ その記事の URL をコピー
    • ブログリスト上でダブルクリック → そのブログをブラウザで開く
    • 記事リスト上でダブルクリック → その記事をブラウザで開く
  • 環境設定パネルの「新しい記事」タブを廃止、ブログごとの設定パネルを設置(パネルは、ブログリストでブログを選択して、「ファイル → ブログの設定」か、コマンド + B で開くことができる)。
    • これにより、ブログごとにコメント・トラックバックの可否を決められるようになった。
    • 以前のバージョンでは、テキストフィルタは記事ごとに設定しなおす必要があったが、ブログごとにデフォルトのフィルタを設定できるようになった。
    • Slugger+ タグの自動挿入機能を追加。Slugger+ プラグインをインストールした WordPress のブログで、投稿スラグ(出力ファイル名)の設定が可能になった。

追記部分は、正式リリースに向けてのプランを。

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Kaku 1.0.2・Kaku 1.1a2 リリース

1.1 の開発がだいぶ進んでいたため、頭の中から飛んでいた(すみません)のですが、先日リリース した Kaku 1.1a に含まれる「Keychain Scripting に依存しない」という変更は、とても重要なものです。

そこで、この変更を バージョン 1.0.1 に適用し、安定版の バージョン 1.0.2 をリリースします。

また、バージョン 1.0.2 でも修正されていますが、記事の日付の処理にミスがあったため、これを修正した開発途上版、バージョン 1.1a2 もリリースします。

いずれも、ダウンロードは Kaku の紹介ページ からどうぞ(今回、いくつか注意点がありますので、そちらもお読みください)。

今回行われた「Keychain Scripting に依存しない」「日付の処理の修正」という変更は、いずれも Hiro さんのご指摘によるものです。ありがとうございます。経緯に関しては、「 Kaku 1.0.1 リリース 」や「 Kaku 1.1a リリース 」のコメント欄をご覧ください。

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Kaku 1.1a リリース

うわ、前の投稿から2週間も空けるなんて久しぶりです。ご無沙汰しております。ppm です。

Kaku 1.1a(開発途上版)を公開しました。1.0 系から何が変わるのかを、もっと詳しく書こうと思っていたのですが、遅くなってしまいそうなので、まずは重要な情報だけ。あとは後ほど、この記事の追記部分に追加されると思います(こんなブログの書き方ありでしたっけ? 笑)。

今回、「バージョン 1.1a(アルファ)」となっていますが、基本的には「バグがたくさん潜んでいる」というよりも、「最終版までに改善・追加されることが、まだまだたくさんある」という意味だとお考えください。一通りのテストはしてあります。ただもちろん、自己責任でのご利用をお願いします…。

バージョン 1.1a での変更点

  • プレビュー機能 を追加
  • キーチェーンまわりの処理で、 Keychain Scripting に依存しなくなった
  • 見やすさを向上するために 画面デザインを修正
    • 過去記事リストの下部(「記事を削除」ボタンなどがあるところ)のデザインを簡素にした
    • 記事の入力エリアにマージンをとった
  • 入力エリアの フォントを設定 できるようになった
  • XML-RPC 通信以外のログも出力 できるようになった(但し、今回はキーチェーンまわりのログだけ)

既知の問題

  • この記事を書き始めたとき、たった一度だけ、それも公開しているものと少し違う、Textile で書かれた記事のプレビューに対応したバージョンで、 プレビューボタンを押したときに、クラッシュ した。以後はまったく問題なし。念のため、こまめに保存……は Kaku ではできないので、記事を書き始めてしばらくたったら、いちど Kaku を再起動することをお勧めします(Kaku では、記事の変更はリアルタイムで「記録」されているが、最終的な保存はアプリケーションの終了時に行われるため、クラッシュするとそれが飛んでしまう)。原因が分かれば報告します。

ダウンロード

Kaku1.1a.dmg (544KB)

Kaku 1.0.1 リリース

Kaku 1.0.1 をリリースしました。ダウンロードは 紹介ページ にて。

Kaku 1.0 をご利用の方で、特に問題の発生していない方は、 このバージョンをダウンロードしなくても、特に問題はありません

変更箇所は、以下の通りです:

  • [修正]「読み込む記事の数」を変更すると、過去の記事の読み込みができなくなる場合がある問題を修正
  • [修正](強制終了などで)アカウント情報が正常に保存されなかったときに、次の起動時にエラーが発生する問題を修正
  • [改善] XML-RPC 通信でエラーが起きたときに、さらに詳しい情報を表示するようにした
  • [追加] XML-RPC 通信のログを任意で出力できるようにした(このログの使い方は、 紹介ページ の「トラブルシューティング」を参照してください)

ダウンロードページのリンクの URL が間違っていたため、ダウンロードできない状態になっていましたが、現在は正常にダウンロードできます。ご迷惑をおかけしました。(07/3/19)

Kaku 1.0 リリース

Kaku 1.0 を公開しました。ダウンロードや操作方法については 紹介ページ をご覧ください。

なぜ Kaku を作ったのか

「出力ファイル名」を設定したい

以前にも何度か書きましたが、Kaku を作ろうと思ったきっかけは、「Movable Type の記事の『出力ファイル名』を(ウェブブラウザで管理画面にアクセスするのではなく) ecto のようなブログクライアントソフトで変更したい」という、ただ一点でした。

どうしてそんなことが必要かというと、— これは、自分のブログで、固定リンクをどのような形式に設定しているかに関わる話で、僕は常々「 URL を見ただけでページの内容が分かるようにしたい」と思っているので、日付などを使わず、「/カテゴリ名/サブカテゴリ名/出力ファイル名」の形式にしていました — 「出力ファイル名」は通常、記事のタイトルをファイル名に利用できるかたちに変換して作られるのですが、記事のタイトルが日本語だった場合、タイトルの内容が無視され、「 @post_1@ 」などの意味のない名前にされてしまうのです。

しかし、国産のものが(僕が知る限りでは)存在しない Mac 用のブログクライアントソフトに、そんな機能がついているものはなく、どうしてもこの機能が欲しくて、作り始めたのが最初です。

なんとなく

これも以前書きましたが、ごく基本的な機能が出来上がっていたソースを紛失してしまい、まったく最初から作り始めることになりました。最初は、以前やったところまででいいや、と思っていた(!)のですが、途中からなんとなく、自分のできる範囲で完成させたい、と思うようになりました。

Mac 用ブログクライアントソフト界が停滞していたこと

「その停滞をぶっ壊してやるぜ!」という意気込みで作り始めた…わけではありませんが、Kaku の開発を始めた当時は、代表的なブログクライアントソフトである ecto と MarsEdit が、いずれも作者さんが他の仕事で忙しく、長い間大きなアップデートが行われていない状態であり、今後どうなっていくのかもよくわからない状態でした。それなら、自分で作ってみるのも少しは意味があるかな、と思ったわけです。

Kaku の存在意義

ecto や MarsEdit などの高機能かつ優秀なソフトが存在する中で、基本的な機能しか備えていないものを出すということにどんな意義があるかと言うと、まあほとんどないかもしれません(!)が、 フリー で、 Cocoa で、 非常にシンプル という点においては、何らかの意義はあるのではないかと思います。

…ということで、よろしければ、お試しください!

https://yusukehida.com/ppmweb/apps/kaku/

(紹介ページや Kaku のファイルはすでに数日前アップしていたのですが、週末にカゼひいていたり、そのうえに旧友が来て連日会ったりしていたので、ここでの紹介が遅くなってしまいました。申し訳ないです 汗)

ブログクライアント「Kaku」を作ってます。

ソースどころか、このサーバにアップロードしていたバイナリファイルまで紛失(あるいは元々アップロードできてなかった?)したブログクライアントソフト「 Kaku 」を、いちから開発し直し中です。もちろん、紛失したといっても、当時の Kaku はほぼ実験バージョンと言ってよく、ダウンロードされた方はほとんどいない(!)と思いますので、影響は大きくないと思っていますが…

こんどの Kaku は、(以前のものと比べると多少は)ダウンロードする価値のあるものになると思います。はじめにスペックや特徴を挙げると:

  • 対象 OS:MacOS X 10.3(Panther)以降(対象 OS バージョンを引き下げ)
  • 対象 ブログシステム:Movable Type・WordPress(そのほか、Movable Type で使える API: Blogger/MetaWeblog/Movable Type に対応しているシステムなら、動作可能かも)
  • マルチアカウント・アカウント内の複数ブログ(Movable Type など)対応。
  • プレビュー, WYSIWYG 編集機能, 画像アップロード支援機能などは、今のところなし(涙 まあ自分はこれでもいいのですが)
  • 世界で稀にみる AppleScript で書かれたブログクライアント(これは名誉か? それとも…笑)

そして画面デザインは、(今のところ)こんな感じです:


基本画面。なんもなし


全てのオプションを表示

いまなぜわざわざ自分でブログクライアントを作っているかというと、Kaku の紹介ページ にも書いたように、単純に一つ「Movable Type の記事の『出力ファイル名』をデスクトップから変更したい」というのが最初の動機ですが、それ以外にも:

  • (現在使っている) ecto の新バージョンがなかなか出ない ※しかし、「まもなく」出ることは出るようです。作者さんは ウェブサイト で、最新バージョンである 2.4.2 が、バージョン 2.x 系の最後のバグフィックスリリースになる、と おっしゃって います。期待しています。

  • ecto の動作があやしい。 ちゃんと投稿できているのに「処理中」表示が止まらなかったり。これは実害はないのですが、通信が成功すればただポジティブなレスポンスが、成功しなければネガティブなレスポンスがかえってくるだけのはずであり、どうしてこんな状態になるのか理解に苦しみます。また、WordPress への移行後は、記事のカテゴリの取得に失敗して止まってしまいます。WordPress の XML-RPC 実装に問題がある、というようなことも聞きますが、Kaku のテスト版では問題なく取得できます。

  • Qumana が Java だから (ごめんなさい)省略せずに書くと、「Mac で使えるブログクライアントとして、 Qumana という選択肢もありますが、『クロスプラットフォーム』を謳うソフトによくある Java プログラムで、無理に『Aqua スキン』を被せたユーザーインターフェースは、好き嫌いが分かれる。」そして僕は「嫌い」のほうです。普通に Windows 版と同じデザインにできるようにしてくれれば、使ってみたいです。ちなみに、これもカテゴリを取得できません(通信エンジンの問題?)。

で、Mac 用のブログクライアントといえば、もう一つ忘れてはならないのが「 MarsEdit 」ですが、あれ…? 最近 ecto の画像アップロード機能を使ってないから特に不便を感じない…むしろ調子いい! やっぱり自作する意味なしか(涙) …いや、さんざん不満を言っても、彼らを超えることは全くできないでしょうが、ちょっとやってみます。

開発の進み具合は、通信部分はだいぶ前から出来上がっているのですが、それをどういう形で GUI につなげるか、というところで、自分の能力をかなり超えることをやろうとして、しばらく開発が滞っていましたが、それではいつまでたってもリリースできず、つまらないことになってしまいますので、自分の分をわきまえて(涙)できる範囲でやろうと思っています。

Kaku は、現時点では BathyScaphe プロジェクト開発覚え書き で出会った、RBSplitView を採用しています。何も知らずに NSSplitView を自力でコントロールしようとしていたので、ひときわありがたみが分かります(涙)。作者さんに感謝します。