Xcode 3.2 でテキストマクロを入力できなくなったら

Xcode では、「編集」→「テキストマクロを挿入」メニューから、あるいは、定義された短縮キーワードを入力した後オートコンプリートさせることによって、テキストマクロを入力することができます。例えば「init」なら init メソッドの定義、とか:

XcodeScreenSnapz012

テキストマクロの内容は、/Developer/Applications/Xcode.app/Contents/PlugIns/TextMacros.xctxtmacro/Contents/Resources/ 以下の *.xctextmacroファイルで定義されており、私はこれを改造して使っていました。

どマイナーな機能だと思うので、ここまでで「それ何の話?」 という方もいらっしゃるかもしれませんが、その説明はまたの機会として(おい)、Xcode 3.2 にしてから前述の短縮キーワードによる入力ができなくなり、とてもしんどいので調べてみました。

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iPhone Software?

どうも先日の NDA 解除についてのメッセージ で Apple が「iPhone Software」という表現を用いたのは、ちょっとした失敗ではないかと。英語圏の人ですら混乱させているし…

「iPhone Software」というのは非常に契約書的な言葉(他にも Apple の使用許諾契約で、「Apple ソフトウェア」とか「iTunes ソフトウェア」とか、ありますよね?)で、そうするとどこかに定義を書いておくべきなんだけど、今回はそんなに改まったものでもない、メッセージという形だったので書かなかった、といったところでしょうか。

単に、Final 版が出ている iPhone SDK の話が自由にできるようになる、という解釈でいいと思います。

NDA 解除へ

iPhone Developer Program

We have decided to drop the non-disclosure agreement (NDA) for released iPhone software.

We put the NDA in place because the iPhone OS includes many Apple inventions and innovations that we would like to protect, so that others don’t steal our work. It has happened before. While we have filed for hundreds of patents on iPhone technology, the NDA added yet another level of protection. We put it in place as one more way to help protect the iPhone from being ripped off by others.

However, the NDA has created too much of a burden on developers, authors and others interested in helping further the iPhone’s success, so we are dropping it for released software. Developers will receive a new agreement without an NDA covering released software within a week or so. Please note that unreleased software and features will remain under NDA until they are released.

Thanks to everyone who provided us constructive feedback on this matter.

正式にはご自分で読んでいただくとして(おい)、

  • リリース済み iPhone Software の NDA を解除(つまり 2.0 〜 2.1 。リリース前のものに関しては、これまで通り NDA あり)
  • 開発者には、1週間強で、リリース済み iPhone Software の NDA を取り除いた新しい使用許諾(?)が届けられる

とのことです。

Apple の知的財産権はともかくとして、iPhone プラットフォームにとっては大きなリスク(しかも Apple が自ら生み出している)だと思っていたので、まずはひと安心です。あとは App Store の評価基準だ!

(Via Matt Legend Gemmell)

iPhone Developer Program の適用範囲が拡大?

すでに皆さん、アプリ開発に熱中してらっしゃるからかもしれませんが、先日の TUAW の記事が、僕の巡回範囲であまり話題になっていないので、書いておきます。

iPhone dev program opened worldwide? First report! – The Unofficial Apple Weblog (TUAW)

I don’t know if this is going to pan out or not, but TUAW reader Skaro (exterminate!) reports that he’s been accepted into the iPhone developer program. Not a big deal until you realize that he lives in the UK and paid up his £59 fees.

当初、米国内の開発者のみ対象だった iPhone Developer Program ですが、ついにイギリスの開発者が承認され、料金も支払ったようです。

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iPhone SDK リリース

さあ、行きましょう。

以下、今のところの僕の理解なので、間違っているかもしれませんが:

エミュレータを用いた開発(このままでは一般公開できない)

無料。iPhone Dev Center から SDK をダウンロードすれば、今日から可能。ちなみに Intel Mac 専用。

上記 + 実機によるリモートデバッグ + “App Store” での公開のための認証 + 開発サポート
iPhone Developer Program を購入する必要がある。スタンダード:$99、エンタープライズ:$299。今のところ米国国内のみ。他国へは今後数ヶ月で導入。

詳細は、各種ニュースサイト(Engadget Japanese の記事)や、すでに公開されている、iPhone SDK イベントの 映像 をどうぞ。

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iPhone SDK イベント

iPhone SDK に関する イベント の日程が決まったようですね。この日に SDK が出る、と決まったわけではなく…

アップル、iPhone SDKイベントの開催は3月にCNET Japan

3月6日のイベントでSDKが提供開始されるのか、Appleがこの機会を利用して開発者に対し、自ら作成したアプリケーションをiPhoneに対応させる選択肢を提示するのかは定かでない。

iPod どころか、ウォークマン的なものを一度も使ったことがない(これは今どき珍しいのかもしれない)僕でも、iPhone SDK のリリースが近づくにつれて、Mac ソフト開発者の(かなり)端くれとしては、今すぐ iPod Touch でも買って迎撃せねば! と、テンションが上がってくるのですが、「おいおい、そんな資金も時間も無いだろう」と自分で自分をなだめる毎日です。

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Apple 、iPhone/iPod Touch の SDK を公開へ

アップル、iPhone向けSDKを2008年2月に公開へ–ジョブズCEOが公開書簡:モバイルチャンネル – CNET Japan

Appleの最高経営責任者(CEO)であるSteve Jobs氏はAppleサイトのHot Newsセクションに公開書簡を掲載し、iPhone向けのソフトウェア開発キット(SDK)が2008年にリリースされるという報道が正しいことを認めた。ただし一部の報道では1月とされていたが、SDKの公開は2月になる。とはいえ、この1カ月は開発者やiPhone所有者にとっては待つ甲斐がありそうだ。

これはすごい! このニュースを聞くまで、僕の中の「iPod Touch 持ってる人羨ましい度」は、さほどでもなかったのですが、イッキに跳ね上がりました。

「iPhone 向け」と書いてあるので、「iPod Touch には使えない?」と心配されている方もいらっしゃるようですが、この記事を書いている時点で 原文 を見てみると:

P.S.: The SDK will also allow developers to create applications for iPod touch.

大丈夫なようですね。

何が羨ましいかと言えば、携帯端末上で Cocoa/Objective-C っぽいもの(携帯端末ということで、どこかに違いが出てくるかもしれませんが)を動かすことができる、ということです。

それに関して、記事に書かれていないことで僕が気になるのは、iPhone/iPod Touch 向けウェブアプリの開発は、(当然)Mac/PC 両方で可能なわけですが、ネイティブアプリケーションの開発は、Mac 専用なのかな? ということです。

(Windows)PC 向けに Xcode みたいなモノを作らなくてはいけないことを考えると、そう見るのが妥当かもしれませんが、Windows 向けの開発環境が用意されて、iPhone/iPod Touch をきっかけに、Cocoa/Objective-C 開発者の裾野が広がる、なんていうシナリオがあっても、楽しいかもしれません。