公開されている AppleScript Studio ソースを探す(2)

前回の記事は こちら

今回ご紹介するのは Jon’s Little Page of AppleScripts です。

僕は AppleScript 関連の情報を逃さぬべく、RSS リーダーで、キーワード「AppleScript」の検索結果を購読しているのですが、その結果で『 Jon’s 〜 』と来られると、「『 Jon’s Commands(最も有名なスクリプティング機能拡張のひとつ) 』でしょ? そんなの知ってるよ!」という勝手な思い込みでバンバン無視していたのですが、最近普通に Web 検索で調べものをしていたら、それが勘違いであることに気が付きました。

そんなわけで、知っている人は当然知っているだろうし、AppleScript Studio でのソフト作りの参考、というより、ここで配布されているソフトを使っている方も少なくないのではないかと思いますが、この、AppleScript 界における、もうひとつの『 Jon’s 〜 』サイトを、ちょっとご紹介します。

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公開されている AppleScript Studio ソースを探す

このサイトについて 」でも宣言していますので、たまには AppleScript Studio のことを書いてみます。

どんなプログラミングの勉強でも、人の書いたソースを読むことはとても役に立つ(…とか言いながら、「勉強」と言えるようなことはほとんどしていないのですが 汗)と思いますが、こと AppleScript ではなく AppleScript Studio で開発されていて、しかもソースが公開されているものというと、個人的にはほとんどお目にかかったことがありませんでした(ちなみに、「AppleScript Studio で開発されたソフト」なら割とよくあって、「あやしいな」と思ってパッケージを開けてみると「Scripts」フォルダがあるソフトが結構あります。今度はそっちの特集もしてみたいです)。

そこで、公開されているソースがどこかにないかと、探してみることにしました。その際、参考にしやすいソースとして、以下のような条件を設定しました:

  • 最近のものであること(実際に探してみると分かりますが、公開されている AppleScript Studio プロジェクトはその多くが、残念ながら、何年も前に更新の途絶えたものです。プロジェクトファイルの拡張子が「 .pbproj 」なのは基本!)
  • すぐにビルドでき、動作を確認できること
  • 探す場所は、オープンソースプロジェクトのホスティングサービスで代表的な「 SourceForge.net 」「 SourceForge.jp 」「 Google Code 」(つまり、個人的に公開されているものなどに関しては、今回は調べていません。いいものがあれば教えてください)

それでは、この条件で見つかったプロジェクトを紹介していきます。

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Notes: AppleScript Studio のデバッグ機能を確実に使えるようにする

AppleScript Studio(Xcode)でデバッグを行っていると、時々うまくブレークポイントで止まってくれなかったり、Xcode がクラッシュしてしまうことがあります。私も FlightGear Alternative を開発している最中、それまでは大丈夫だったのに、デバッグを始めると必ず Xcode が落ちてしまうようになり、しばらくはデバッグ機能を使うのを諦めていたのですが、やはりコードがそこそこ長くなると、デバッグ機能が使えないと話になりません(私以外の例だと、だいぶ古いエントリになりますが、藤棚さんのブログ の、このエントリ)。そこで、解決方法を探してみることにしました。

結論

  • AppleScript Studio のコードのエンコーディングは「欧米(Mac OS Roman)」以外使うな。

どうして?

事実、コードをすべて「欧米(Mac OS Roman)」で書くように(コメントは英語、ダイアログなどに表示する文字列は localized string of を使う)なってからは、デバッグで怪しい動作をしたことはなく、快適に使えている(なんじゃそら)。

先ほど挙げた、藤棚さんのブログのエントリがヒントに……というかほぼ答えなのですが、「ウィンドウの中のボタンを押すと、『日本語だよ』というダイアログを表示する」というごく単純なプロジェクトを作って試してみれば、すぐ分かります。

ダイアログを表示する部分にブレークポイントを設置して試してみると、やはり「日本語(Mac OS)」「日本語(Shift JIS)」「Unicode(UTF-8)」ではブレークポイントを素通りしてしまいます。ここでコードの日本語部分を英語に直して、エンコーディングを「欧米(Mac OS Roman)」に直せば、完璧に動作します。

「欧米(Mac OS Roman)」でコードを書いていると、間違えて日本語を入力したときに、エンコードを「Unicode(UTF-8)」に変更するよう勧めるダイアログが表示されますので、そのときに変更してしまわないようにご注意ください。

こういった不具合が起きるのは、やはり AppleScript の開発環境が完全に MacOS X ネイティブにはなってはいない、ということなんでしょうね。でも私は、さほど不便だとは思っていません。

Notes: AppleScript Studio(Xcode)の、内蔵エディタのフォントを変更する

Xcode で AppleScript のコードを編集する際に使われる、デフォルトのフォントは、Osaka(非等幅)です。コードが長くなるにつれ、私はこの設定が、非常に辛く感じられるようになってきました。

そこで、Xcode の環境設定の「フォントとカラー」パネルで設定を変更したのですが、なぜか AppleScript のコードには反映されません。

ネット上で解決方法を探してみたところ、日本語でこの問題を扱っているページは意外に少なく、探しづらかったので、念のため、ここにメモしておきます。

システム全体のデフォルトブラウザの設定を Safari の環境設定で行うように、AppleScript 関連の設定は、「スクリプトエディタ」の環境設定で行う仕組みになっています。

よって、スクリプトエディタの環境設定の、「フォーマット」パネルでフォントを変更して、Xcode を再起動すれば、Xcode の AppleScript エディタのフォントも変更されます。

-ちなみに、日本語が含まれる可能性がある項目(自分が日本語を使う項目)、例えば「コメント」「値(数値、文字列、リスト)」には、むりやり英語フォントを指定してはいけません。確かコンパイルは可能ですが、ソースファイルを保存することができなくなってしまいます。- これは、AppleScript 関連のコードが古いことが原因だとか(普通なら代替の日本語フォントで表示されるはず)。この辺の詳しいことは失念してしまいましたが…

(追記:AppleScript Studio をよりよく使うためには、 ソースに日本語を使わない方がよい です。なぜかは、のちほど書きます→「 Notes: AppleScript Studio のデバッグ機能を確実に使えるようにする 」) (追記2:改めて AppleScript Studio のドキュメントを読んでみると、ちゃんと 載ってます 。気付かなかったのは私だけ?)

FlightGear 最新版とオブジェクト指向

たいへんご無沙汰しております。

FlightGear Alterenative をダウンロードしにお越し下さった方はご存知かもしれませんが、Win / Linux 環境ではすでにリリースされている、FlightGear v0.9.10 の正式版が、そう遠くないうちにリリースされそうです。

これは、Mac ユーザーも最新バージョンの FlightGear をプレイできる、というほかに、私が作ってきた FlightGear Alternative が、あんまし意味がなくなる、ということでもあります。それは、RubyCocoa という開発環境を使って、これまでとてもシンプルだった、Mac 版の起動ランチャが改良されているからです。

といっても、まだ機能的にかぶらない部分もありますし、現在 MacOS X 版公式サイトで配布されている開発途上版や、旧バージョンをお使いの方もいるかもしれないので、完全に意味がなくなるのはまだ先かもしれませんが、これから FlightGear Alternative をダウンロードされる方は、頭の端にでも置いておいてください。

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