フロンティアは後ろにもある


ある意味ローカルネタになるのかもしれませんが、先日「そうだ DEMOsa、行こう。」と思って ハイウェイバスドットコム にアクセスしてみたら、以前は全身の力が抜けそうなぐらい使いにくいデザインだった(失礼)のが、リニューアルされて、(僕の目では)及第点をあげられるウェブサイトに様変わりしていたので、びっくりを通り越して、吹き出しそうになってしまいました(失礼だな!笑)。

使い方はもう、JR大手航空会社 の予約サイトと似たような感じで、見ればだいたい分かると思います。

あとは、

  • もっと AJAX を効かせる(?)
  • 空席情報をメールや RSS フィードで配信(「わくわくしながら、空席が出てないか何度もウェブサイトにアクセスして確認する」というのは、僕の中ではあってはならないことなので、チケットが欲しい路線の空席情報ページを速攻で Page2RSS に登録、キャンセル待ち → 無事チケット取れました)

といった機能の追加を期待しますが、それだと「フツウの人々」に対してはちょっとやり過ぎになってしまう…?


当たり前のことかもしれませんが、僕はよく フロンティアは後ろにもある と思っています。

そのココロは、「『これまでなかった新しいもの』も大切だが、すでにあるものをさらに改善 していったり、先端を伸ばしていくだけではなく、底辺を持ち上げる、平均的なレベルを上げる ということも忘れてはいけないし、むしろ前者よりも、もっと大事かもしれない」ということです。

また、「これまでなかった新しいもの」を思いつくには才能が必要かもしれませんが、すでにあるものの問題を見つけたり、これまでやってきたことの範囲をさらに広げる、といったことは、飛び抜けた才能があるとは言えない人間(僕をはじめとして…笑)にも開かれた、比較的容易な行為ではないでしょうか。「後ろのフロンティア」を考えることは、そういう利点もあると思います。


どんどん出てくる、クールなウェブサービス(サイト)を見たあとで、以前の「ハイウェイバスドットコム」のようなウェブサイトを見ると、「こういうウェブサイトがまだたくさんあるのに、限られた先頭走者の中だけでいろいろやって、なんの意味があるんだ…」と、ちょっとネガティブな気持ちになってしまいます(もちろん、とてつもなく意味はあるのだけど)。

本当に、やらなければならないこと・仕事は、世の中に溢れているなあ、と思います。


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