昨年は、Pixelmator や Acorn 、Naked Light(僕の 記事 )など、サードパーティ製グラフィックソフトが花盛りでしたが、今年も続きます。
ベータテスターの登録をしたことも忘れていた Nolobe から、Macworld Expo 2008 の開催にあわせてようやく、新しいグラフィックソフト Iris(ダウンロードは、ちょっと見づらいけど、ページ中ほどの “Download” )のベータ版が公開された、というメールが届きました。
ちょっと触ってみたところ、編集機能に関しては、特に目新しいところもないかわりに、今からすぐ実用に持っていけるんじゃないか、というぐらい、不足もない、という印象です(※ ただしもちろん、まだ不具合があるし、そもそも素人の感想…おい)。
Iris で本当に注目すべきは、シングルウインドウ UI です。
編集中の画像がサムネイル表示されていて、簡単に切り替えることができる、ウィンドウ下部の Documents バーと、ツールパレット、ブラシ・カラー・レイヤーの設定パネルがウィンドウに固定されていて、スクリーンがごちゃごちゃになることはありません(それぞれ非表示にすることもできる)。また、よく使う(と思われる)ズームと、ピクセル等倍/ウィンドウに合わせる/通常のズーム状態も、ウィンドウ上のボタンでぽちぽちとやるだけ。
ぼくがシングルウインドウ愛好家(誰だ)ということもあるかもしれませんが、とても使いやすい! フローティングパレット満載の従来のソフトで感じるストレスがまったくありません。
Iris は、4月に予定されている正式発売時には $79 ですが、今なら $39 で購入できます(テスターに登録していた人にはさらに割引)。
いまは、Pixelmator が安く購入できるどころか、他にも使ってみたいソフトが揃っている(CSSEdit だけかぶってしまった)ので、滑り込みで(あと6日)MacHeist バンドルを買うことは避けられない気はしていますが、どうも Iris の方が肌に合っている気がするので、Iris も欲しいなあ…。