アップル、iPhone向けSDKを2008年2月に公開へ–ジョブズCEOが公開書簡:モバイルチャンネル – CNET Japan:
Appleの最高経営責任者(CEO)であるSteve Jobs氏はAppleサイトのHot Newsセクションに公開書簡を掲載し、iPhone向けのソフトウェア開発キット(SDK)が2008年にリリースされるという報道が正しいことを認めた。ただし一部の報道では1月とされていたが、SDKの公開は2月になる。とはいえ、この1カ月は開発者やiPhone所有者にとっては待つ甲斐がありそうだ。
これはすごい! このニュースを聞くまで、僕の中の「iPod Touch 持ってる人羨ましい度」は、さほどでもなかったのですが、イッキに跳ね上がりました。
「iPhone 向け」と書いてあるので、「iPod Touch には使えない?」と心配されている方もいらっしゃるようですが、この記事を書いている時点で 原文 を見てみると:
P.S.: The SDK will also allow developers to create applications for iPod touch.
大丈夫なようですね。
何が羨ましいかと言えば、携帯端末上で Cocoa/Objective-C っぽいもの(携帯端末ということで、どこかに違いが出てくるかもしれませんが)を動かすことができる、ということです。
それに関して、記事に書かれていないことで僕が気になるのは、iPhone/iPod Touch 向けウェブアプリの開発は、(当然)Mac/PC 両方で可能なわけですが、ネイティブアプリケーションの開発は、Mac 専用なのかな? ということです。
(Windows)PC 向けに Xcode みたいなモノを作らなくてはいけないことを考えると、そう見るのが妥当かもしれませんが、Windows 向けの開発環境が用意されて、iPhone/iPod Touch をきっかけに、Cocoa/Objective-C 開発者の裾野が広がる、なんていうシナリオがあっても、楽しいかもしれません。